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あの人を迎える火
こちらで過ごす、初めてのお盆です。

川崎で育った小さい頃から、お盆といえば「新潟のばあちゃんちにいくもの」という程度のものでした。ですが、こちらでは違います。あちらのうちでも、こちらのうちでも、帰ってくる親戚を迎えています。農家もこの時ばかりは、たいていの人が山へ行くのをお休みします。(行く人もいます!)




13日は、近所のO家の「仏さまを迎える儀式」に参加させてもらいました。本来はお墓で行うそうですが、川辺や海辺など、家の近くの水場で行うおうちも多いそうな。火を焚いて、線香ともして、お野菜や果物を刻んでごちそうに見立てたものを火にくべたり特別なお花に水をつけてかけたりします。この火を目印に、ご先祖様が戻ってきます。

夜は、近所の小学校で盆踊り。(ゆ)も周りの人の見よう見まねで参加です。地元の人でない若いやつが踊っているのがよほど目立ったのでしょう。それから数日間、会う人会う人に「よう踊っとったなぁ」と声をかけられては照れっぱなし。

会場は小学校の校庭です。

14日は、車で10分ほどの近所の集落で「歌舞伎くずし」という盆の踊りを見に行きました。小さい子も踊りを習いに通って、年に一度のこの日のために練習をしているそうです。歌舞伎役者のようにお化粧もばっちりして、歌と太鼓に合わせて物語を踊っていきます。

 踊りながら、まるで七夕飾りのように飾られた大きな竹の周りをゆっくり周ります。年々、踊る人がだんだん少なくなっているとは聞きますが、それでもこんなに立派に踊れる若い人、幼い子がいるなんて!ござに座って眺めながら、また夜風に揺られて膝で眠りこける(う)を抱えながら、気持ちよい夜を過ごしました。

どんどんどんどん、踊り手さんが出てきます。

明日16日は、我が家は三人で農道を歩いて上ってピクニックを計画中。お弁当持って、出かけます。さぁて、どんな景色に出会えるかしら。

(わ)
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